- 同じ処理を何度も書くのが面倒な時に
- 自分で関数を作る「def」の使い方
作成するプログラムによっては既存にある組み込み関数では表現できないことが多くあると思います。今回は、そのようなときに痒い所に手が届く関数を自分で作る方法について参考プログラムを交えて書いていきたいと思います。
目次
- defの使い方
- 戻り値の出し方
- サンプルコード(直方体の体積)
defの使い方
pythonでは自分で関数を作る場合、「def」を使って定義します。「def」の後に関数名を書き、その後ろの( )内に必要に応じて引数を変数で設定できます。( )内で設定した引数(変数)は「def」で設定しようとしている関数内でのみ使用できます。この時、引数は何個でも設定でき、省略することも可能です。
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def add(num1,num2): print(num1+num2) add(6,2) ###出力内容##################### 8 ############################### |
戻り値の出し方
関数の処理結果を戻り値と言います。return文を使うことで戻り値としてdefで指定した関数の外に値を出すことができます。
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def add(num1,num2): return(num1+num2) add(6,2)+2 ###出力内容##################### 10 ############################### |
逆にreturn文を使わないと戻り値はdefで指定した関数の外に出力されず、場合によってはエラーが発生します。
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def add(num1,num2): num1+num2 add(6,2)+2 ###出力内容##################### Error ############################### |
サンプルコード(直方体の体積)
直方体の体積を求めるプログラムはを作成しました。幅(width)、奥行き(depth)、高さ(height)から体積を求めます。
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def add(width,depth,height): return(width*depth*height) add(3,2,5) ###出力内容##################### 30 ############################### |