- Pythonで仕事の効率化の勉強を始めた方へ
- for文、if文の使用例を記載
プログラムは「順次進行」「条件分岐」「繰り返し」の3パターンの動きで構成されています。
これを理解することで、ある程度自分でプログラムを書けるようになると思います。
また、ネット検索すれば流用できそうなプログラムは多いと思います。他の人が書いたプログラムもざっくり把握し、うまく改良し(コピペし)て自身のプログラムに活用するのにも役立つと思います。
当記事を読んで、
- 自分で簡単なプログラムを書くスキル
- 他の人が書いたプログラムもざっくり把握するスキル
- うまく改良し(コピペし)て自身のプログラムに活用するスキル
を身に着ける足掛かりにしていただければと思います。
また、プログラム例も記載するので、文法を忘れたときに見返していただければと思います。
プログラムの動きは3パターンのみ
- 順次進行
- 条件分岐
- 繰り返し
Pythonだけでなく他のプログラム言語もだいたいこの3パターンの動きをすると思います。こう考えると意外に簡単そうだと思いませんか?
❶順次進行
コードの上から順番に処理を行う動き方で、最も基本的な動き方になります。
➋条件分岐
条件によって処理を変えたいときに使用する動き方になります。
例えば 20歳以上は飲酒OK、20歳未満は飲酒NG と表示させたいときなどに使います。
❸繰り返し
決まった回数や条件を満たすまで同じ処理を繰り返すときに使います。
プログラム例
❶順次進行
「おはよう」、「こんにちは」、「こんばんは」を順番に出力するプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
print("おはよう") print("こんにちは") print("こんばんわ") ###出力内容### おはよう こんにちは こんばんわ ############# |
➋条件分岐
「age」に代入する数の大きさによって出力結果が変化する。20以上なら「飲酒OK」を出力、20未満ならなにも出力しないプログラム。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
age=21 if age>=20: print("飲酒OK") ###出力内容### 飲酒OK ############# age=19 if age>=20: print("飲酒OK") ###出力内容### ←何も出力されない ############# |
❸繰り返し
range関数は繰り返す回数を指定します。(今回は3回) この時、繰り返しの数は「1,2,3」とカウントせず、「0,1,2」とカウントします。変数「i」にカウントする数を代入し、printで出力するプログラム。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
for i in range(3): print(i) ###出力内容### 0 1 2 ############# |
まとめ
プログラムの動き方の3パターンは理解できたと思います。複雑なプログラムもこの3パターンから成り立っていると思えば、とっつきやすくなると思います。
この基礎をもとに仕事で使えそうなプログラムを載せていきたいと思います。